新しいニットの定番グランサッソ

新しいニットの定番グランサッソ

こんにちは。

だんだんと気温が落ちてきて日も短くなってきましたね。

僕が一番好きな季節は夏ですが(サーファーなので)、お洒落のこととなると秋冬もすごく楽しい季節です。

 

今日は今年の秋冬が待ち遠しくなるイタリアのニット・トップスをご紹介します。

 

GRAN SASSO(グラン・サッソ)/ ”VINTAGE ”クルーネックウールニット

 

今年1月のイタリア・ピッティに行った際にオーダーして、9月末頃にやっと当店にも到着したこのクルーネックニットは「グランサッソ」というイタリアの家族経営ブランドのもの。

 

どこかで聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

正直、このブランドのクオリティの高さには度肝を抜かれました。

こんなにコストパフォーマンスがおかしい(誉め言葉です)ニットがイタリアにあるとは!

イギリス生まれのバージンウール100%の糸を使用した高級仕様で、手に吸い付くような柔らかさとすべすべな感触、素肌に直接着てもまったくチクチクしない素晴らしい着心地。

 

僕もニットは様々なブランドのものを試してきて英国産やラルフ・ローレンあたりを定番で着てきましたが、このニットの登場で完全に番付が覆りました。

 

また、素晴らしいのがこの色味。

オーダー時には少し心配していたボルドーのカラーもこんなに美しい仕上がりに。

派手過ぎず地味すぎない絶妙なカラーリングはガーメントダイ(完成された製品を染める手法)ならでは。

このシリーズは「VINTAGE」という名前がついていて、ガーメントダイによってできる独特なムラや風合いを楽しめるシリーズです。日本人の、ことに大人な年代の方の肌馴染みが抜群で、着る人の肌を明るく引き立ててくれます。

 

この色はブラックなんですが、よくある「真っ黒」ではなく、墨汁のような、水墨画を想起させるようなこれまた絶妙なスミクロなんです。

伝わるでしょうか。。。ぜひ実物を見てもらいたい。

お手持ちのスラックスやウールのパンツに、Tシャツを挟んでさらっと合わせるのもおすすめです。

 

せっかくの色味を生かしたい方はやっぱりジャケット合わせが定番でしょうか。

遠目にも伝わる密度の高いお上品な織に、ラルフローレンはRRLのMADE IN ITALYのDEAD STOCKジャケット、ボトムは当店のオリジナルデニム、足元はこれまたイタリアメイドの当店別注の革靴RAGAZZO KING(ラガッツォ・キング)のコニャックカラーでカジュアルダウンさせたジャケットスタイルにも。

 

この革靴も物凄く気の利いた一足で、IVY・プレッピーがお好きな方には特に面白がっていただけるんではないかと思います。

 

この靴とボルドーのニット、デニムを使ってもう1コーデ。

ニットの上にトゥルフィリオス別注の当店オリジナル・チマヨベストを羽織ってお洒落にカジュアルダウン。

 

チマヨのカラーはネイビー、僕が着用しているのはサイズ38です。

意外に2トーンのチマヨはなかなか見かけなく、シンプルな色合いは大好評をいただきました。黒は完売して他カラーも残りわずかですのでぜひチェックしてみてください。

 

チマヨベストの着方が難しい!というお声もちらほらいただくのですが、こんな感じで、柄や色味を選んでもらえればお手持ちのトップスの上にさらっと着てお洒落に仕上がりますので心配ご無用です。

 

最後に、定番のジャケットスタイルが飽きた方には革ジャン合わせはいかがでしょうか。

1902年に創業したアメリカ北部の革屋さんに別注したディアスキン・ハンティングジャケットに、アフリカン・タンというこれまた絶妙なグレージュカラーのグランサッソを合わせて。

 


当店別注のDa Veroneseリング・モカシンでヴィンテージとアウトドアの雰囲気を醸しつつ、無骨なレザーの表情をニットが上品に和らげます。

 

グランサッソ、本当に良いニットです。商品詳細にも書きましたが、騙されたと思ってぜひとも試してみてほしいです。

サイズが不安な方はお気軽にご相談くださいね。


 

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