周りと差がつく古着の選び方、着回し方

周りと差がつく古着の選び方、着回し方

こんにちは、WANDERER(ワンダラー)のスタッフ村中です。

 

今日は2月16日、日曜日。

昨夜、X(旧ツイッター)のいかがわしいポストで初めてバレンタインデーが過ぎ去ったことを知りました。

季節の流れは本当に早いものです。

こう、年を追うごとに世の中のイベントごとから耳が遠くなっていく実感に、少しの寂しさ + マーケティング会社どもの戦略に打ち勝ちつつあるという、やや捻た悦びを覚えたというのが今週のハイライトでしょうか。


歳を食うごとにこうした捻くれた悦びが増えていくのは、楽しみが増えているのか減っているのか、一長一短では測りきれないところもありますが……

 

できるだけ物事の良い面を見て生きていきたいものですね。(笑)

 

 

捻くれた性格というのはなかなかどうして、ファッションにも反映されるようです。

 

当店のオーナーもなかなか捻くれ者でして、他人と同じものを着るのが許せないタイプの人間でして。

 

だからこそ、当店のセレクトは他店にないもの、日本未上陸ブランド、日本では知名度がないけれど素晴らしいクオリティのもの、そういったアイテムを取り揃えています。

 

 

先日のブログでご紹介した50's のコーデュロイシャツもそのひとつ。

 

街で着てる人、見たことありますか?

ネルシャツはど定番、ウエスタンシャツもチラホラ。長袖の50'sシャツはほとんど見かけません。

それほど珍しいアイテムですし、さらにコーデュロイシャツというのが珍しく、そもそもの球数が少ないので探しても出てきません。

 

日本では50年代のプリントシャツと比べると人気も高くないようですが、実は希少性もファッション性もかなり高いアイテムです。

 

 

そして、西洋ドレススタイルを受け継ぎ、タック・インを前提として作られたキレイめのシルエットが、こうしたシャツにも反映されています。

 

今回は、この50'sシャツの着回しを少しご紹介。


 

 

まずは、まずはプルオーバータイプのマスタード・イエローのシャツから。

 

サマーツイルのUS M51チノを合わせています。M52のフランス軍のフレンチチノ等でも良いかもしれません。

上には50年代のコーデュロイジャケットを。

タックインでキレイ目に、同じくネイビーのバンダナを首元にイン。

足元は黒のウェスタンブーツを合わせました。

 

ジャケットは横からのシルエットはこんな感じ。

リーバイスの3rdタイプのような短丈で、背中のタックでほどよく膨らみ綺麗なシルエットです。

マネキンではベルトをさせていませんが、ブラウンのレザーベルトをしめていただけるとなお良いかと思います。

 

ボトムを変えてみます。

チノを履き替えて、デニムにしてみました。90's のLEVI’S のベージュのデニムを履かせています。

ボタンダウンの襟を生かして、首元にネイビーのバンダナをネクタイ風に結んでアクセントに。

足元はネイビーのウェストン。さりげなくバンダナと合わせてみました。

 

少し寂しい感じになってしまいましたが、ここにブラウンのフランネルのジャケットやレザージャケットなどを合わせていただくとこなれた雰囲気になるかと思います。

 

LEVI'S のデニムはそのままに、50'sのシャツの色をチェンジ。

PILGRIMのバーガンディのシャツを着せています。

少し寂しいなと感じるときは、小物をふんだんに使うとよさそうです。

ブラックのスペイン製のベレー某に、黒ぶちの老眼鏡をネックレス代わりに。

靴もウェストンのブラックで引き締めます。

千鳥格子の80's  ラルフローレンのダブルのジャケットで、アーティストのような雰囲気になりました。

 

 

最後はマスタード・イエローのボックス型のシャツを着まわしてみます。

ボックス型のシルエットを生かせるようにあえてアウトして着た上から、TRUJILLO'Sのチマヨベストを着せてみました。

ボトムはSHANANA MIL のフェイドしたデイジーで、少し抜け感を作ります。

足元はブラウンのデッドストック・ウェスタンブーツ(LAREDO)。

 

 

今度は手に持っていたラルフローレンのスエードシャツをレイヤードさせると、ぼろっとした雰囲気が出て最高です。

 

こちらもベルト&ハットを合わせられるとさらに決まりそうです。

 

どちらもブラウンやヌバックの古着のレザージャケットなどを合わせていただくと、雰囲気抜群かと思います。

 

ちょっとあの人雰囲気違うな、を、50'sシャツで叶えてみてはいかがでしょうか。

 

では、今日はここまで。

BYE

 

 

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