こんにちは。
セレクトショップ WANDERER(ワンダラー)の村中です。
ブログが大分お久しぶりになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
近頃は本当に寒い日が続いていますね。
もう何度目かの「10年に1度の大寒波」に襲われているらしいです。
先日は近所のローソンに行ったところ大雪で牛乳が北海道から届かないとのことで、好物のエスプレッソ・ラテ(濃いめ)にありつけませんでした。
ホルスタインさんたちのお乳が無駄にならないように、一刻も早く交通インフラが復活してほしい……そんなふとした願いから、自己中心的な己の一面を知った木曜日。
日本海側にお住まいの方々、北海道にお住まいの皆様が、早く普段どおりの生活が取り戻せますように。
ご無事を心からお祈りしております。
また、東京近くにお住まいの方々も、当店暖房が効きづらいですので、ご来店の際には何卒暖かくしていらして頂けましたら幸甚です。
さて、大寒波2度目を迎える日本。
コート・アウターの下は何を着ましょう?
当店だけでなく、他のお店さんやメルカリなんかを覗いているとやはり人気なのは
ネルシャツ、次いでスウェット、セーター
というところでしょうか。
不動の人気ですね。
特にネルシャツ、スウェットはここ1~2年の値上がりが凄まじいアイテムです。
スウェットは言わずもがなですが、ヘビーオンスのネルシャツも平均単価3万円~5万円が相場になってきているようです。
とはいえスウェットではどうもカジュアルに寄りすぎてしまうし、
ネルシャツはど定番すぎる…
そんな迷えるオジサマにおすすめのもう一つの新たな選択肢、ご用意いたしました。
”50’s VINTAGE コーデュロイシャツ”
でございます。
先日のアメリカ買付で某ヴィンテージ・ディーラーから買い付けたうちのひとつです。
色はベージュ、マスタード・イエロー、ブラウン、バーガンディなど美しく肌馴染みの良い色ばかり。
50年代は白黒映画の隆盛期。たくさんの映画資料から当時のファッションを垣間見ることができます。
とはいえ40年代の第二次世界大戦を乗り越えたばかりのアメリカはドレスが主流。
ちょっとしたおでかけは必ず白シャツ・タイ・セットアップスーツ
軟派なタイプは柄付きのシャツ着用、といったところでしょうか。
当時の広告に載っていたピルグリムのシャツも入手できました。
↑バーガンディカラーのものです。
全然色違うじゃん!と思ったあなた…
※実際はもっとバーガンディに近い、深み&青みのある美しい深い紅色なのですが、
赤系の色味は再現が難しく、残念です・・・涙
本当はもっと深く素晴らしい色です(大事な事なので、二度言いました)
白黒映画を年代を追ってみていくと、どうやらこうしたタイプのシャツはどちらかというと作業着や普段着で着用されていることが多く、段々とそれが若者の間で着こなされるようになっていった、
という流れのように思います。
(詳しい方がいらっしゃったら教えてくださいませ!)
↑ ノータイシャツは家でくつろぐシーンでのみ登場
↓ 山中を舞台にした映画で
a bullet is waiting, 1954
こうしてみると、やはりドレスの延長ですのでタックインして着用のが前提に作られているのがわかります。
では、現代的なスタイルをどう作るか?
”The 50's style” をとり入れるのならば、チノパンやスラックスへタックインさせ、
シャツの襟もとからスカーフやバンダナをのぞかせるのもお洒落

Daddy Long Legs, 1955

a bullet is waiting, 1954

POLO RALPH LAUREN

ぜひとも取り入れたいエッセンスですが、
さすがにこの冬の日本では寒すぎるので第二ボタンあたりまでは閉めていただき、風邪予防なさってください。
きれいめカジュアルを制覇するご参考になりましたでしょうか?
新たな選択肢のひとつとして、コーデュロイシャツ、ぜひともおすすめです!
近々、カラーのラインナップや特徴のご紹介をブログでアップさせていただきます。
では、今日はここまで。
BYE
VINTAGE & SELECT SHOP WANDERER
ヴィンテージ&セレクトショップ ワンダラー
〒152-0022 東京都目黒区柿の木坂1丁目2−2 101C