Uber Leather Vol.2|「ワル」か「洗練」か。VANSONを通り過ぎた大人が選ぶ、究極の別注ディアスキンレザー

Uber Leather Vol.2|「ワル」か「洗練」か。VANSONを通り過ぎた大人が選ぶ、究極の別注ディアスキンレザー

UBER LEATHER特集

ファッションを1周・2周回ったオヤジ達へ・・・

「3着目」に選びたい、渋く光る最上の革。

 

前回のVol.1では、UBER LEATHERに対する並々ならぬ熱い記憶を少しばかり、お伝えしました。

また、ベストの着回しの良さについてもなんとなく分かっていただけたらとても嬉しいです。

※前回のブログはこちら

 

でも、レザー好きならやっぱり「ジャケット」は避けて通れない道。

 

前回も少し触れましたが、レーシング用に作られたガッチガチのバッキバキのVANSONを毎日のように着こみ、根性と気合で自分仕様に仕上げていたあの時代。

 

まあ、革はああじゃないと、というお気持ちも非常によく分かります。

 

VANSONしかり、SCHOTTしかり、BUCOしかり…バイカー用、レース用を念頭置いてに作られたジャケットたちの命題は「鎧」であること。

ステアハイド(牛革)やホースハイド(馬革)で作られたジャケットたちは自立するほどに硬く、重く、ずっしりとしています。

人によっては水かけて力技で揉みしだいて自分好みに仕立てる人もいますからね。

 

その男臭さに10代の私は惚れて憧れて、LEVI'S 501、エンジニア、ロン毛、ゴローズ、という完璧な「鎧」をまとって、渋谷の片隅で日々、砂ぼこりを上げていたのです。。。(遠い目)

 

でも今回はなんと言っても「3着目」ですから。

 

WANDERERがこだわり抜いて別注した、性格のまったく違う2つのレザージャケットについて語らせてください。

どちらも、アメカジや古着を通ってきた、お洒落を1周、2周して、物足りなくなった大人の皆様ににこそ、ニヤリとしていただける仕上がりになっています。

 

Type1: COLORADO

 

まずは、この『Colorado(コロラド)』。


こちらも、次にご紹介するType2の「Sports」も、どちらもベースになっているのは、1930年代・1940年代のヴィンテージ・スポーツジャケットです。

 

※実際の40年代前後のハンティングジャケット。

 

この「スポーツ・ジャケット」の「スポーツ」が指すのは、ハンティングの他、フィッシング、ゴルフ、モーターサイクルなどなどと幅広く、1930年代当時はこうしたレザージャケットが富裕層向けの防寒着・防汚服だったことが分かります。

 

 


ヴィンテージの30~40年代のこうしたレザージャケットはブラウンが圧倒的に多いのも、この防汚を目的としていたからかもしれません。

 

私もオーダーではオーソドックスなブラウンにするか非常に悩みましたが、普通ではつまらない、この信念でイエロータン(黄みがかったなめし色)をチョイス。

 

そして、肩回りの強度プラスするヨークが良いアクセントになりました。

 

ヨーク装飾の代わりに、腰回りはシンプルに。

 

非常にクラシックでシンプルなシェイプに、このイエロータンの色味が程よくラフでやや「ワル」な質感を与えてくれて、非常に良い仕事をしてくれたと思っています。

 

「男くささ」と「重厚感」はそのままに、極上のカーディガンのような質感を楽しめる、大人の余裕を感じるレザージャケットになりました。

 

 

 

Type2:SPORTS

 ルールを壊す、大人の「白」。|


続いては、ちょっと刺激的なやつを。
この『SPORTS』です。

ハンティングジャケットといえば、普通はブラウンとかカーキとか、土の匂いがする色が定番ですよね。それをあえて「純白」のディアスキンで作っちゃいました。

 

「白のレザーなんて、汚れそうだし気負っちゃう」
…そう思う方にこそ、ぜひ手に取ってほしい。

 

実は鹿革は、通気性が良くて水にも強い。道具としてのタフさはしっかり持っています。

 

※鹿革の解説はこちら

 

しかも、この「白」は、着込んでいくうちにインディゴデニムの色がうっすら移ったり、手の油分で少しずつアイボリーがかってきたり。

 

その人だけの「味」が、世界で一番ドラマチックに出る色です。

そして、最も「洗練」された色。

 

これがカウハイドではなかなか出せない「白」であったりします。


うーん、何度見ても良い色です。

 

 

こちらはヨークのデザインをシンプルなフラットにし、腰のアジャストプリーツを加えました。

 

 

これが加わることで逆三角形の後ろ姿になり、ぐっとスタイルが良く見えます。

 

 

 

写真のように真っ白のデニムや、スラックスにぜひ合わせて着てほしい。

非常に都会的な上品なアメカジ・渋カジが完成します。

 

 

イエロー・タンのColoradoがより深い艶をまとっていくのか。
ホワイト・タンのSPORTSが、あなただけのヴィンテージカラーに染まっていくのか。

10年後、20年後、肘に深いシワが入ったそのジャケットを見たとき、「ああ、これを選んで正解だったな」と思える。そんな未来を想像しながら選んでいただけたら嬉しいです。

 

最後に、流行り廃りも大事かもしれませんが、私が信じているのは「作り手のこだわり」と「素材」、「クラシックへの愛」、そしてちょっとした「遊び心」です。

 

この『Uber Leather』シリーズには、そのすべてを詰め込みました。
まずは一度、お店やプレビューでこの質感をチェックしてみてください。
きっと、今までのレザーの常識が、いい意味で「ゴロッ」と変わるはずです。

 

それじゃあ、また。
あなただけの一着と一緒に、素敵な時間を。

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