こんにちは。
オーナー兼バイヤーのJunです。
わたしは高校時代からサーフィンを始めて、今もずっと海に通っています。
今年はあまり波に恵まれず、海仲間からは「肌白いね」と揶揄されていて、どこか悔しい気がしている今日この頃です。
さて、今日はアメカジ雑誌『HailMary Magazine』さんに掲載していただいたSHANANA MILのショートパンツをご紹介します。
SHANANA MILのGypsy氏の見事なハンドペイントに惚れて、当店オリジナルのペイントをお願いした本品。
憧れのカリフォルニアの海辺のガレージで、車をいじりながらサーフボード・バイク・車に囲まれて暮らす...
そんな情景が浮かぶ、ラフで男っぽくて爽やかな着こなしがしたくなるパンツです。
まず赤いロゴ、SPTというのは(僕と同世代の方には説明不要かと思いますが)アメリカのモータースポーツ界の一時台を築いたエンジンオイル添加剤のトップメーカーです。
※70年代のデッドストックのBIG STECKER
(在庫ありますのでぜひ)
特にモータースポーツでは伝説というか、もはやあのムーブメント時代を作った会社と言っても過言ではない気がします。
あの赤・白・青のロゴを見ると当時(70年代)のCMなんかを思い出して胸が熱くなる方もいらっしゃるんではないでしょうか。
さらに詳しい方だと、キングことリチャード・ペティの43を背負ったブルーのプリムスはもう、少年時代の代名詞みたいなところもあると思います。
(※画像はお借りしました)
懐かしいですね〜
STPロゴステッカーを貼った工具箱がガレージにあった人、必ずいると思います笑
熱くなってしまいましたが、
このショートパンツはもう少しラフなイメージで、なんとなく好きなアメ車があって、何となくデザインがカッコ良いエンジンオイルのLOGOを、自分で車の塗料を使って描いちゃった、というイメージ。
実際に、このペイント部分は車用の塗料を使ってペイントしていただいていますので、ガシガシ洗濯してもらっても全く問題ありません◎
Gulf...
もう一本のデニムには、私が敬愛するスティーブ・マクィーンが70年「栄光のル・マン」で乗っていたPorsche 917Kや、
記憶に新しい『フォードvsフェラーリ』で描かれたFord GT40など
稀代の名マシンが背負ったGulf Oilのロゴをショートパンツに再現していただきました。
ガルフブルーよりちょっと濃いブルーなのはご愛嬌。
これもまたハンドクラフトの良さですよね。
ガルフ、ルマンに関する話が始まると止まらないので(実際にルマンの名前の一部を私のオリジナルブランドで使っているほどです)
ここでは割愛させていただきます。
車・バイクがお好きな方はぜひ店頭やサロンなどでお話ししましょう。
ちなみにこのパンツの裾は、愛用していたLEVI'Sが車の整備中にオイルで汚れてしまって、仕方なく自分でカットオフしてショートレングスにした、という設定です。
※実際に80'sの個体を使用
これをコーディネートに落とし込むの苦戦しそう、と思われる方も多いのですが、案外ラフに構えてラフに着崩していただくのが一番ハマると思っています。
カリフォルニアの自宅ガレージで、サーフボードとアメ車に囲まれながら工具を握る時間...
そんなひとときを妄想できるように、海を連想させる白とインディゴのポロカンのTシャツに、
足元は自宅の潮風でフェイドさせたブルーのVansを合わせました。
このVansのボロッとした雰囲気がまた、
カットオフとペイントのディテールの魅力を底上げしてくれるんじゃないかなと思っています。
ボロボロのコンバースやバンズ、ケッズなんかがご自宅にある方はぜひとも引っ張り出してガシガシ履いてください。
結構細かい隠れ設定に基づくコーディネート、楽しんでいただけてますでしょうか。
7月末まで、1周年記念で20%OFFにさせていただきましたのでぜひ手に取ってみてください。
それでは、BYE.