ニューメキシコ州アルバカーキから同州ギャラップへの遠征を経て、インディアンジュエリーを手にできた我々。
しかし、これまでの成果は希望していた量に遠く届かず...
相変わらず厳しい状況が続いています。
そこにテキサスに住むディーラーから救いの手が。
「かなりの量のDEAD STOCKがあるから見に来てよ!」
とのことなので、藁にもすがる思いでニューメキシコからテキサスに急行することに。
ちなみに、ニューメキシコからテキサスへの距離は1100kmほど、11時間の道のりです。
道沿いのモーテルで一泊し、どこまでも続く道を走り続けます。
世紀末感を感じるこの機械群は石油の掘削機です。
1900年代のテキサスは石油産業に沸き、飛躍的な発展を遂げました。
小さな街に行くと、ところどころにそうした銅像を見かけます。
Levi'sのデニムももともとはこうした石油産業や炭鉱労働者の仕事着として流行しました。
テキサスは今なお石油生産量が全米一。この他にもテスラが本拠地を据えるなど、様々なエネルギー産業の中心地になっています。
そんな景色と広い空を見上げながら運転すること11時間、モーテルでの一泊を経て翌朝11:00、テキサス州オースティンにあるディーラー店に到着しました。
60〜70年代のインテリアに囲まれたお洒落な空間。平日にも関わらず、若いお客さんがどんどん入ってきます。
彼に聞いていたリーバイスのデッドストックの在庫を見せてもらうと、殆どがメキシコ製やコロンビア製。
当店で扱えるものだけをピックすると、なんと数本しかありませんでした。
これには本当にがっくり、食欲もなくなりそうです。
しかし、飛行機の都合でアルバカーキへとんぼ返りしなければなりません。
仕方なくもう11時間かけてアルバカーキへ戻ります。今度は少し時間をかけて、めぼしい町を周って探索しながら帰ることにしました。
そろそろ座ったままのお尻が爆発しそうです。
ちなみに、社長は悪化した五十肩で夜も眠れないそうです。帰国したらみなさま労わってあげてくださいませ。
日程上、しっかりした晩の食事はテキサスで最後になりそうです。
ヤケクソで素晴らしいステーキをいただきました。
意地悪な写真でごめんなさい。
本当に美味かったです。
では、また。
BYE.